
全国各地の女子野球の試合が開催される野球場を紹介していきます。
今回は2004年から高校女子野球夏の大会が開催されている“高校女子野球の聖地”つかさグループいちじま球場を紹介します。この球場が位置する丹波市は2022年に第5号認定として女子野球タウンに認定されています。

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球場データ

開場:2000年
両翼:105m
中堅:122m
観客:2,600人
照明:あり
スコアボード:電光式(得点・BSOのみ)
“高校女子野球の聖地”つかさグループいちじま球場は両翼105mとプロ野球12球団本拠地のどの球場よりも広く、柵越えホームランが非常に出にくい構造。また内外野全面土ながら、外野フェンス際と内野の切れ目のみ天然芝という非常に珍しい球場となっています。
観客席は内野部分にベンチが設置されており、外野は芝生席として観戦できる部分もあります。球場全体はすり鉢状で、グラウンド部分が一番低い構造になっています。観戦する場合は風通しが良く、屋根もついている内野席上段部分がおすすめです。内野席下段部分はグラウンドとの高さの差がほとんどなく、ベンチやホームベースとの距離も近いため、至近距離で臨場感のある写真を撮影することが可能です。
球場アクセス・周辺施設
【所在地】
〒669-4301 兵庫県丹波市市島町中竹田6121-3
【自家用車でのアクセス】
・福知山ICから15分程度
・春日ICから15分程度
【公共交通機関でのアクセス】
・JR西日本福知山線「丹波竹田駅」から徒歩20分程度(1時間1本程度)
【タクシー利用】
・丹波竹田駅:約5分・1000円程度
・福知山駅:約20分・4000円程度
【周辺コンビニ】
・ミニストップ市島町上竹田店(約1.2km・徒歩15分程度)
主な開催試合
【女子野球】
全国高等学校女子硬式野球選手権大会(2004年〜)
全国高等学校女子硬式野球選抜大会(2000年〜2015年)
長年にわたって夏の選手権大会が開催されているつかさグループいちじま球場。昨年から決勝戦は甲子園球場で開催されているものの、準決勝までの多くの試合が行われているこの球場は“高校女子野球の聖地”としてのイメージが強く残っています。
右肩上がりにチーム数が増加している高校女子野球。女子野球タウンとなった丹波市のこの球場で、来年以降も熱い戦いが繰り広げられることに期待です!!