岡田桃香 前十字靭帯断裂からの復帰Vol.2 〜術前リハビリ編〜

皆さんこんにちは!岡田桃香です!

10月2日に前十字靭帯を断裂し、全治8ヶ月という診断を受けました。今までにここまで大きな怪我をしたことはなかったので、最初はすごくショックでした。それでも、「起こってしまったことは仕方ない!!少しでも早く復帰するために今やれることをやっていこう」と思い、前向きにリハビリに取り組み始めました!

前回の記事では怪我をしてから診察までについて書かせていただきました。今回は「術前リハビリ」について書いていきたいと思います!

怪我をした翌々日の診察で膝に溜まっていた血を抜いてもらった後、手術の話をしました。その時、下半身麻酔で手術を行うことを告げられました。私はてっきり全身麻酔だなと思っていたので、思わず「下半身ですか…?」と言ってしまいました。すると先生に「全身麻酔でもあるけど、予約の関係で手術できる日が1ヶ月くらい先になってしまうから下半身でやったほうがいいと思うよ。」と言われました。下半身麻酔での手術は少し怖いですが、少しでも早く復帰するためにも頑張ります!!

その診察後、「じゃあ次はB1にあるリハビリテーションに行ってリハビリしてきて!それが終わったら今日は帰って大丈夫!また来週診察きてね!」と言われました。「え、まだ手術もしていないのにリハビリ?」と思いながらも言われるがままにリハビリテーションに向かいました。

リハビリテーションはとても広く、何人もの理学療法士の先生方がいる素晴らしい環境でした。担当の先生に膝の状態を確認してもらい、アイシングで十分に冷やしてからリハビリに入りました。

この日のリハビリは全部で5種目。最初のリハビリは「曲げ伸ばし」です。床に座った状態から膝を両手で抱え込んでゆっくり曲げ、両手で押しながらゆっくり伸ばします。これを15分間繰り返しました。膝を伸ばせない&曲げられないという状態だったので、これだけでも最初はめちゃくちゃ痛かったです。しかし、15分間繰り返し行うことでだんだん伸ばす方にも曲げる方にも角度が出てきました。最初痛かったゾーンでもちょっとずつ痛く無くなっていき、可動域が広がっていきました。

次のリハビリは電気です。長座の状態で太腿も前あたりに電気を5秒間隔くらいで流れてきます。電気が流れてくるタイミングで膝の皿を上げるように大腿四頭筋に力を入れ、電気が止まったら緩める、再び電気が流れてきたら力をいれるというリハビリです。これも、最初は全く力が入りませんでした。力が入らないというか、その感覚がわからないという感じでした。ですが、元気な方の膝と一緒にやることでだんだん感覚がわかってきて、最後の方では左右の差はありますが力が入るようになりました。「膝の力入れるだけじゃん」と思われるかもしれませんがこれだけでもかなり痛かったです。

まだまだ続きます。次は長座の状態で、先ほどと同じように膝に力を入れて足を伸ばしたまま上に上げるリハビリです。この時の注意点が、膝の伸びです。痛いとどうしても膝を曲げてかかとを最後にあげてしますのですが、それでは膝付近の筋肉のトレーニングにならないので意味がありません。長くやっていると、途中で力の入れ方を忘れてしまうこともありました。

次はスクワットです。このスクワットは自重で膝に力を入れさせるためのスクワットです。まずは立つことからですが、正直二本足で立つのもキツかったです。キツイというか怖いが勝ちますかね。最初は松葉杖を一本正面で持って支えにして行うことからやり始めました。普段のトレーニングでやるスクワットはハムストリングや背筋、股関節を意識しますが、今回のスクワットでは膝の曲げ伸ばしが主な目的です。そのため、体重をかけるというよりは足に力を入れて曲げるという意識でした。これはなかなかキツかったですが、やっていくうちにだんだん可動域も広がっていき、朝には地面につかなかった足の裏が着くようになりました。

そして、この日最後のメニューが松葉杖をつきながらの足踏みと歩行です。鏡をみながら10回足踏みを行い、その後松葉杖を使いながら5メートルの距離を往復するというリハビリでした。松葉杖を使っても右足に体重をかけることが怖く不自然な歩き方しかできませんでした。しかし、2往復、3往復と数を重ねるごとにだんだん慣れてきて、朝よりは歩けるようになりました!そして、片方の松葉杖だけでの歩行。最初は先生に支えてもらいながらしか歩けませんでしたが、最後の方では片松で自力で歩けるようになったんですよね。

リハビリ1日目はこれで終了。最後にアイシングをして終わりました。約1時間半の間ビッシリやったので時間が過ぎるのはあっという間でしたが、これからのことを考えるともっと長いんだろうな〜と思ってしまいました。ここまでのリハビリは全然序の口ですが、少しだけでも歩けるようになったことは嬉しかったです。これからも長いリハビリを乗り越えられないとプレーヤーには絶対に復帰できないので、一つ一つ目標を決めて頑張りたいと思います

グラウンドにも顔を出しながらリハビリに取り組んでいます!!

今回はリハビリ1日目についての書かせていただきました。結構驚いたことなんですけど、「術前リハビリ」というのがあるんですよね。大きな怪我をしたことがほとんどなくリハビリの知識は全くなかったので、すぐに手術をして長いリハビリ生活が待っているんだろうな〜と思っていました。でもそうじゃなくて、手術前に少し走れるくらいまで回復させてから手術になるんです!最初聞いたときは「え、手術前にそんなにして大丈夫なの?悪化しないの?」って思いましたが、手術前にある程度筋力や可動域を戻しておかないと術後の治りが遅くなるみたいなんです。術前リハビリを行わずに、焦って手術を行った人で治りが早かった人はいないとも言っていました。その話を聞くまでは1日でも早く手術をして、少しでも早く復帰したいと思っていましたが、焦っても仕方ない、100%のパフォーマンスを出せるようにしっかりじっくり治していこう思いました。

今回の手術をする条件には「正座ができる」「軽く走れる」という項目があります。今は曲げるのも一苦労、地面に足をつけるのも痛いという状況で、手術までに本当にそこまでいけるのかという不安がすごくあります。しかし、これができるようにならないと次に進めないので、自宅でもできる範囲でのリハビリを行っていきたいと思います!

次の記事では手術前日から術後の入院生活について書いていこうと思います!!ぜひそちらも読んでくださいねー!!

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