第23回全国高等学校女子硬式野球選抜大会

2000年から始まり、今年で第23回大会となる全国高等学校女子硬式野球選抜大会が明日26日開幕し、加須市内3会場で11試合が行われる。今大会は昨年から5チーム増加し、最多38チーム(連合チーム含む)が参加し、春の高校王者を目指す。

試合は準決勝までは例年通り加須市で行われ、決勝戦は史上初となる東京ドームでの開催となる。決勝戦は4月3日13時から東京ドームで行われるプロ野球巨人-阪神戦の試合終了後、18時試合開始の予定。昨年夏の決勝戦が甲子園で開催されたことに続き、高校女子野球に新たな歴史を刻む大会となる。

初戦の注目は、昨年の夏秋2冠を達成した神戸弘陵学園高校と2019年夏覇者の作新学院高校のカード。昨年秋のユース大会準決勝でも対戦した強豪校が初戦から激突する。

神戸弘陵学園高校・日髙結衣投手(写真は昨年の全日本選手権時)

初出場校は、花巻東高校(岩手県)、日本ウェルネス高校(東京都)、東海大学付属静岡翔洋高校(静岡県)、山陽高校(広島県)、沖縄県立南部商業高校(沖縄県)、岩瀬日本大学高等学校(茨城県)の6校。東北から沖縄まで、各地に高校女子野球部が誕生していることが初出場校からも見て取れる。

1回戦では日本ウェルネスと南部商業、岩瀬日大と東海大静岡翔洋の初出場同士の組み合わせに。第1回大会から連続出場を果たす名門校や、近年各大会で上位の成績を残している強豪校を相手に、初出場の6校がどの様な躍進を見せるかにも注目は集まる。

今大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、準決勝までの観戦は選手の保護者や学校関係者のみに制限されているが、東京ドームの決勝戦は一般の観客も入場可能となる(大人1,500円、小学生以下500円、未就学児は無料)。

高校女子野球の歴史に刻まれる特別な年となる本大会をぜひ現地で観戦してみてはいかがでしょうか?東京ドームを目指し、史上最多の38校が参加する“高校女子選抜野球”は明日開幕です!!

年度回数開催地優勝校準優勝参加校数
20001市島町(兵庫)神村学園福知山女子8
20012市島町(兵庫)埼玉栄駒沢学園女子8
20023市島町(兵庫)神村学園駒沢学園女子9
20034市島町(兵庫)埼玉栄駒沢学園女子8
20045市島町(兵庫)駒沢学園女子埼玉栄6
20056市島町(兵庫)神村学園神村学園6
20067市島町(兵庫)花咲徳栄神村学園6
20078市島町(兵庫)駒沢学園女子駒沢学園女子6
20089市島町(兵庫)埼玉栄神村学園6
200910市島町(兵庫)花咲徳栄駒沢学園女子6
201011市島町(兵庫)蒲田女子埼玉栄6
201112開催中止
201213市島町(兵庫)埼玉栄福知山成美6
201314市島町(兵庫)蒲田女子蒲田女子11
201415行田市(埼玉)蒲田女子福知山成美15
201516加須市(埼玉)京都外大西神戸弘陵19
201617加須市(埼玉)埼玉栄駒沢学園女子19
201718加須市(埼玉)履正社埼玉栄23
201819加須市(埼玉)神戸弘陵秀明八千代24
201920加須市(埼玉)神戸弘陵クラーク国際26
202021開催中止
202122加須市(埼玉)開志学園履正社33
202223加須市(埼玉)
決勝:東京ドーム
38
全国高等学校女子硬式野球選抜大会 過去の成績
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