
いよいよ今週末開催される第17回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会。今年のクラブ選手権をより楽しむために、エイジェックの優勝で幕を閉じた昨年の第16大会を振り返っていきます。
歴代優勝・準優勝チーム
大会数 | 開催年度 | 優勝 | 準優勝 |
第1回 | 2006 | 侍 | BLESS |
第2回 | 2007 | 尚美学園大 | 新波 |
第3回 | 2008 | BLESS | マドンナ松山 |
第4回 | 2009 | アサヒトラスト | ハマンジ |
第5回 | 2010 | 侍 | アサヒトラスト |
第6回 | 2011 | アサヒトラスト | 新波 |
第7回 | 2012 | 新波 | オール成美 |
第8回 | 2013 | アサヒトラスト | ホーネッツレディース |
第9回 | 2014 | 履正社Rectovenus | ハマンジ |
第10回 | 2015 | アサヒトラスト | ハマンジ |
第11回 | 2016 | アサヒトラスト | MSH医療専門学校 |
第12回 | 2017 | ZENKO BEAMS | アサヒトラスト |
第13回 | 2018 | ハナマウイ | アサヒトラスト |
第14回 | 2019 | 台風の影響で中止 | |
第15回 | 2020 | 西武ライオンズレディース | エイジェック |
第16回 | 2021 | エイジェック | ZENKOBEAMS |
チーム別に見るとアサヒトラストが最多5回の優勝を誇る。チーム別優勝・準優勝回数は以下の通り。
アサヒトラスト:優勝5回・準優勝3回
侍:優勝2回
新波:優勝1回・準優勝2回
BLESS:優勝1回・準優勝1回
尚美学園大学:優勝1回
履正社Rectovenus:優勝1回
ZENKO BEAMS:優勝1回・準優勝1回
ハナマウイ:優勝1回
埼玉西武LL:優勝1回
エイジェック:優勝1回・準優勝1回
ハマンジ:準優勝3回
マドンナ松山:準優勝1回
オール成美:準優勝1回
ホーネッツレディース:準優勝1回
MSH医療専門学校:準優勝1回
ここからはエイジェックが初優勝を果たした前回大会を振り返ります!!
【第16回大会】エイジェックがZENKOBEAMSを下し初の栄冠

優勝:エイジェック
準優勝:ZENKOBEAMS
3位:東海NEXUS
3位:ハナマウイ
個人表彰
最優秀選手賞:辻野 玲奈(エイジェック)
優秀選手賞:田中 露朝(ZENKO BEAMS)
敢闘賞:小原 美南(東海NEXUS)
敢闘賞:本吉 若菜(ハナマウイ)

昨年の大会はエイジェックが初優勝を果たし、夏の全日本選手権と合わせて2冠を達成した。最優秀選手賞は13打数8安打5打点、打率.615の成績を残した辻野玲奈選手が受賞。昨年、打線の軸としてエイジェックの優勝に大きく貢献した川端友紀選手、楢岡美和選手、小島也弥選手は新天地・九州ハニーズで今年のクラブ選手権を迎える。昨年の主力選手が抜けたエイジェックは今季から主将に就任した辻野選手を打線の軸に、大会2連覇を目指す。
打数 | 安打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | |
小島也弥 | 17 | 8 | 7 | 7 | .471 |
楢岡美和 | 14 | 5 | 5 | 4 | .357 |
川端友紀 | 13 | 5 | 6 | 2 | .385 |
ZENKOBEAMSはエースで主将の田中露朝が全試合に登板するフル回転でチームを準優勝に導いた。打線は全選手中最多の8打点を記録した4番の坂口英里選手(打率.500)を筆頭に内永芽依選手(打率.375)、依田伊吹選手(.385)、小清水悠選手(打率.471)など、上位打線が好成績を残している。

今週末開幕する第17回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会は地方予選がないこともあり、史上最多の35チームが出場。大会史上初めて真夏の8月開催ということもあり、長期戦を戦い抜く体力も必要となる。昨年までとはまた異なる戦いが求められることとなる今大会。女子選手たちの熱い戦いに注目です!!