【高校編】第18回伊予銀行杯全国女子硬式野球選手権大会 出場チーム紹介

10月8日から開催される全日本女子硬式野球選手権大会。高校・大学・クラブの枠組みを超えて行われるこの大会。今回は出場チームの中から高校に焦点を当て、全日本選手権の見所を分析していきます!!

今大会の参加チーム
高校:8チーム
大学:6チーム
クラブ:14チーム

選抜大会(春)・選手権大会(夏)それぞれのベスト4進出チームが参加

No.高校名春成績夏成績出場
8福井工大福井高校優勝2回戦5大会ぶり2回目
12神戸弘陵学園高校準優勝*ベスト88大会連続8回目
6履正社高校3位ベスト87大会連続7回目
17京都外大西高校3位2回戦2大会連続6回目
21横浜隼人高校*ベスト16優勝2大会ぶり5回目
26開志学園高校ベスト8準優勝3大会ぶり2回目
3京都両洋高校2回戦3位4大会ぶり4回目
23岐阜第一高校ベスト163位初出場
*は棄権による敗退

高校からは春の選抜大会・夏の選手権大会でそれぞれベスト4に進出した合計8チームが出場。最多出場は神戸弘陵学園高校で、8大会連続8回目の出場となる。2016年創部の岐阜第一高校は今夏の選手権大会で3位に入賞し、全日本選手権初出場を決めた。

福井工大福井高校(福井県)

春の選抜大会優勝の福井工業大学附属福井高校は2016年の第12回大会以来2回目の出場。選抜大会では準決勝・決勝の2試合を延長10回タイブレークで勝利し、選抜大会初優勝(ユース大会は第10回大会優勝)。6年ぶりの全日本選手権出場を決めた。初戦はゴールドジム(1日目坊っちゃん第1試合)。

☆選抜大会 勝ち上がり
二回戦 4-2 駒大苫小牧
三回戦 8-7 東海大静岡翔洋
準々決勝 5-1 秀明八千代
準決勝 3-2 京都外大西
決勝戦 2-1 神戸弘陵学園

神戸弘陵学園高校(兵庫県)

昨年は夏の選手権大会・秋のユース大会を優勝。今年は春の選抜大会で準優勝、夏の大会はコロナウィルスの影響で途中棄権となったが、新チームとなった秋のユース大会では再び日本一に。高校女子野球界では近年最も安定して好成績を残している神戸弘陵が大学生や社会人を相手に大会初制覇を狙う。初戦はハナマウイ(1日目坊っちゃん第2試合)。

☆選抜大会 勝ち上がり
二回戦 6-1 作新学院
三回戦 6-0 岐阜第一
準々決勝 2-0 開志学園
準決勝 3-1 履正社
決勝戦 ●1-2 福井工大福井

履正社高校(大阪府)

履正社高校は春の選抜大会でベスト4という結果を残し、7大会連続7回目の出場を決めた。優勝のエイジェック相手に3回コールドで敗れた昨年大会の雪辱を果たすことができるだろうか。初戦は履正社RECTOVENUS(1日目マドンナ第2試合)。

☆選抜大会 勝ち上がり
二回戦 9-0 駒沢学園女子
三回戦 5-3 京都明徳
準々決勝 10-3 蒼開
準決勝 ●3-1 神戸弘陵学園

京都外大西高校(京都府)

2015年の第11回大会優勝の京都外大西高校は2大会連続6回目の出場。今大会に出場する高校の中では唯一の優勝経験を誇る。初戦はクラブ選手権3位のZENKO BEAMS、勝てばクラブ選手権準優勝の九州ハニーズという厳しい組み合わせを勝ち上がることはできるだろうか。初戦はZENKO BEAMS(1日目坊っちゃん第3試合)。

☆選抜大会 勝ち上がり
二回戦 4-3 福知山成美
三回戦 1-0 高知中央
準々決勝 5-4 花咲徳栄
準決勝 ●2-3 福井工大福井

横浜隼人高校(神奈川県)

夏の選手権大会で初優勝を成し遂げた横浜隼人高校は2大会ぶり5度目の出場。選手権大会では逆転勝利やサヨナラ勝ち、タイブレークでの勝利など、試合終盤の勝負強さを見せた。大学生や社会人相手との戦いとなるこの大会でも勝負強さや粘り強さに期待したい。初戦はエイジェック(1日目マドンナ第3試合)。

☆選手権大会 勝ち上がり
一回戦 5-1 学法石川
二回戦 2-1 蒼開
三回戦 5-3 静清
準々決勝 8-5 履正社
準決勝 2-1 京都両洋
決勝戦 4-3 開志学園

開志学園高校(新潟県)

選手権大会準優勝の開志学園高校は3大会ぶり2回目の出場。甲子園開催となった夏の大会決勝戦では延長10回タイブレークで惜しくも敗れたものの、2年生を中心とした投手力の高さが光った。初戦は埼玉西武ライオンズ・レディース(1日目マドンナ第4試合)。

☆選手権大会 勝ち上がり
二回戦 5-1 神村学園
三回戦 1-0 札幌新陽
準々決勝 10-3 秀明八千代
準決勝 1-0 岐阜第一
決勝戦 ●3-4 横浜隼人

京都両洋高校(京都府)

京都両洋高校は4大会ぶり4回目の出場。選手権大会では準決勝で横浜隼人相手に延長で惜敗も、投手力・打力共に決勝進出2チームを上回る好成績を記録している。初戦は淡路BRAVEOCEANS(1日目マドンナ第1試合)。

☆選手権大会 勝ち上がり
一回戦 5-0 埼玉栄
二回戦 2-0 花咲徳栄
三回戦 7-0 花巻東
準々決勝 (不戦勝) 神戸弘陵学園
準決勝 ●1-2 横浜隼人

岐阜第一高校(岐阜県)

第1回女子野球W杯日本代表選手で元女子プロ野球選手の小久保志乃が監督を務める岐阜第一高校は全日本選手権初出場。選手権大会では中学時代に女子軟式野球で日本一になっている桒澤明里投手が1年生ながら力投を続け3位入賞を果たした。初戦は東海NEXUS(2日目マドンナ第1試合)。

☆選手権大会 勝ち上がり
一回戦 10-3 惺山
二回戦 5-2 京都外大西
三回戦 4-3 岡山学芸館
準々決勝 1-0 秀岳館
準決勝 ●0-1 開志学園

昨年大会では6チーム中5チームが一回戦を突破するも、ベスト8は1チーム、ベスト4は0チームと勝ち上がるにつれて苦戦する結果となった高校勢。今大会では大学・社会人相手にどのような戦いを見せるのか。高校勢の戦いに注目です!!

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